生産体制

ものづくりに対する想い 生産体制

創業以来、私たちアズビル金門は、「改善活動に終わりはない」という言葉を胸に、より高い次元の生産体制の実現と同時に、ものづくりに携わる社員ひとり一人が誇りを持つことのできる、働き甲斐のある「夢工場」とすることを目指して、日々改善に取り組んでいます。メーカーとしてものづくりにこだわり続け、日本全国のガス、水道のライフラインを支える製品をお届けするために日々生産を行っています。

  • アズビル金門エナジープロダクツ
    株式会社
    白河工場

  • アズビル金門青森株式会社

生産体制のご紹介

当社の国内生産拠点あるアズビル金門青森株式会社、アズビル金門原町株式会社では、主に水道事業者さま向けの水道メーターのケースの鋳造、加工、およびメーターの生産を行っています。またアズビル金門エナジープロダクツ株式会社では和歌山県と福島県に3つの生産拠点を有し、主にガス事業者さま向けのガスメーター、レギュレータなどの生産を行っております。
海外の生産拠点であるアズビル金門台湾株式会社では台湾国内向け都市ガスメーターの製造を行っています。

それぞれの拠点で、部品調達、組立、検査、出荷などの生産ラインにおいて、特定計量器として必要な計量法、ガス事業法、液化石油ガスなどの法規制を遵守する生産体制を堅持しています。厳格化された基準に対応する品質の維持、生産体制の最適化を目的にアズビル金門グループのものづくりを結集した取組みを行っています。
例えば、Q(品質)C(コスト)D(納期)の最適化を図るため、2004年からKPS(Kimmon Production System)改善活動を実施しています。このKPS改善活動は、各工場における日々の生産工程の改善、安全性を配慮した工程設計、さらに働き方の創造といった創意工夫を行っています。最近ではIT技術の進化に伴うクラウドサービスを活用し、属人化の解消、業務の集約、転記・口頭伝達の削減、現場での実物確認の削減、エキスパートの有効活用など製造現場における業務の効率化を図るデジタライゼーションを実践し、当社のDXを推進しています。

さらに、国内拠点すべてにおいて使用しているエネルギーを見える化するなど、azbilグループにおける省エネプロジェクトを推進し、省エネ機器の導入や再生可能エネルギーへの転換を進め全工場のCO₂排出量削減を図っています。製造工程における温室効果ガス排出量の少ないガスメーター・水道メーター※1をお届けするために、今後も引き続きお取引先さまとの協業などを通じて環境経営をより積極的に推進し、お客さまの温室効果ガス削減に貢献していきます。

※1 温室効果ガス排出量の少ないガス・水道メーター
当社従来比較で、メーター製造にかかわる工場における電力使用に対して、2020年度からCO₂排出量ゼロの電力を採用することによる
電力調達方法変更前後での温室効果ガス排出量を比較

ガスメーター自動組立

水道メーター自動検査

仕様表