WHAT'S Kimmonコアテクノロジー

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SMaaSTM

SMaaS事業を推進
(Smart Metering as a Service)

当社では、プロダクト事業(ガス・水道のメーター製造販売)とIoTを活用したサービス型事業の2本柱をさらに発展させ、SMaaS(Smart Metering as a Service)事業を推進しています。

プロダクト事業は、1904年(明治37年)に創業者が国産第一号のガスメーターを開発し販売してから100年以上の歴史があります。現在でも、「①世の中にないものを作ろう」「②人の役に立つものを作ろう」「③世の中に役に立つことをしよう」の創業者の思いのもと、特定計量器として計量性能を追求するとともに、後述するSMaaS事業に必要なスマートメーターの開発を行っています。スマートメーターはデータ収集を行うために通信機能を搭載していることはもとより(※1)、通信してデータ収集し・連携・分析・加工に必要な機能の搭載を合わせて行っております。スマート社会の実現に対するお客さまからのニーズは様々です。LPガスでは保安情報、都市ガスでは圧力情報、水道では漏水情報など、それぞれのお客さまのニーズに合った機能を実現するために開発・製造・販売を進めております。世の中のすべてのメーターをスマート化することを目標とし、環境への配慮や日々の暮らしにおける安全・安心・快適を追求し続け、社会で必要とされる製品を今後も提供するため製品開発を継続します。

SMaaS事業は、スマートメーター(ガス・水道)の通信機能を利用して、検針値やアラームデータのほかに各種メーターの特有機能(遮断機能・警告機能)から得られるデータを収集し、お客さまにご使用いただくサービス型の事業です。また、収集したデータの連携・分析・加工することで新たなサービスを創出します。

※1・・・メーターの指針値情報は、外部端末が毎日決まった時間にメーターに通信し取得後、クラウドに送付します。一方、メーターのアラーム情報は、メーターが自主的に通信をし、外部端末を中継してクラウドに送付します。また、現在のメーター情報は、クラウドから手動で外部端末を経由して取得します。

Visualization

検針や即時のアラート情報を
可視化する

従来、LPガスは検針や異常確認などをする際は、状況が分からなくてもメーター設置場所へ出向いて調査しなければならないという手間が発生していました。現在提供しているLPガスメーターのデータサービスでは、それぞれのメーター設置場所へ出向くことなく、お持ちのパソコンやタブレットなどから検針データを確認することで、検針業務の省力化や時間の有効活用が図れます。1ヶ月に1回検針員が戸建て1軒1軒を周りながら行っていた検針業務も、日ごとの検針が可能になります。また、日ごとの検針や即時のアラート情報を可視化することで、これまでガス利用者さまから連絡がないと気づけなかったアラートに対し対応することが可能になります。データはガス料金計算や保安対応などにもご利用できます。

Change with the times

ライフラインを支える
メーカーとしての使命を果たす

また、毎日データとLPガス配送効率化ソフトウェアを使って最適な配送ルートを配送員様に提供することにより、業務効率の向上が可能となるだけでなく、配送コスト削減やガス事業者さまの働き方改革を実現します。 LPガス事業者さまから「ガスミエールのおかげで、検針業務で長距離を移動することがなくなり、効率化されて大変ありがたい」と喜んで頂きました。



今後、スマートメーターや通信手段は時代ともに変化することが予想されます。より人々の生活の豊かさのため、時代に即したプロダクトとSMaaS事業を継続していくとともに、ライフラインを支えるメーカーとしての使命を果たしてまいります。